砂の上の文字群2

つぶやいたり、描いたり。波に攫われる前の、ほんの一瞬。(このブログはメインブログの引っ越し予定地として作成したものです。内容は全く同じです><)

2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

史記 ? 覇者の条件(司馬遷 市川宏・杉本達夫訳 徳間書店)

うーむ、これは「海外文学」に入れるべきなのだろうか。新しいカテゴリ作ったほうがいいのかなあ・・・。 最近やっていたバイトで古文漢文を読む機会があって、中国の古典に興味が湧いていたところに家族がたまたま買ってきました、「史記」。あ、字が大きく…

図書館発達史(佐藤政孝 みずうみ書房)

100%勉強のために読んだ本。読み物としては、先日読んだ「近代図書館のあゆみ」の本が面白かったのですが、レポートを書く際にはとても力になってくれそうな本だなーと思いました。要点がまとめやすそうな感じなの。 二部構成で、第一部は欧米図書館史を…

岡本かの子全集?(岡本かの子 ちくま文庫)

はじめて読む作家さん。岡本太郎のお母さんでもあり、歌人・仏教研究家としての顔も持つ、岡本かの子。 ずうっと気になってる作家さんだったのだけど、なかなか読む機会がなかったのです。たまたま図書館でちくま文庫版の全集を見つけたので、即借りる。文庫…

三島由紀夫 十代書簡集(三島由紀夫 新潮文庫)

はあぁ・・・と、溜息をつくことしかできない一冊でした、これ。 文芸部の先輩で五歳年上の東文彦に宛てた書簡集。この手紙が書かれたのは、三島由紀夫十五歳〜十八歳の三年間です。三島由紀夫十八歳のとき、東は病でこの世を去り、文通も終わりを迎える。手…

近代図書館の歩み(森耕一 至誠堂選書17 至誠堂)

図書館史の勉強のために読んだ本。どうも勉強関連の本は、読むと眠くなって進まなかったりするんだけど、これは結構すいすい読めた。 本書には、欧米の図書館の成立の歴史やそこに関わった人々のこと、日本の図書館のこと、表現の自由を守るための図書館の戦…