砂の上の文字群2

つぶやいたり、描いたり。波に攫われる前の、ほんの一瞬。(このブログはメインブログの引っ越し予定地として作成したものです。内容は全く同じです><)

2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

さよならの城(寺山修司・著 宇野亜喜良・挿絵 新書館)

1966年に出版された、フォア・レディース・シリーズの復刻版で、三冊セットのうちの一つ。残りの二冊もそのうち。紙や活字も当時のままなのかなー、古めかしくて、それがまた良い感じ。祖母か母の本棚から拝借してきたような錯覚に陥れます。 宇野亜喜良…

ノルウェイの森(上・下)(村上春樹 講談社文庫)

十八、十九、二十・・・二十二、二十三。最初に読んだときからもう五年。その間に、登場人物のほとんどの年齢を追い越してしまったのだなあ。 大学生ワタナベ、十七歳で自殺した親友キズキ。キズキの恋人、直子に、大学で知り合った女の子、緑。生と死とのベ…

エルマーとりゅう(ルース・スタイルス・ガネット作 ルース・クリスマン・ガネット絵 渡辺茂男・訳 福音館書店)

勇敢で賢い九歳の少年、エルマー・エレベーター君と、エルマー少年に助けられたりゅうのこどもの冒険、第二弾。(第一弾だと思って買ってきちゃったんだけど。) 無事りゅうをたすけおわって、「さあ、帰ろう!」というのがこの話の始まり。りゅうの背中に乗…